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OBSの音声設定 完全ガイド|音割れ・音ズレ・小さい声を今日直す

配信の離脱理由の多くは「音」。OBSのサンプリングレート、フィルタ(ノイズ抑制・コンプレッサ・ゲイン)、音ズレの直し方、BGMとのバランスまで、聞き取りやすい配信音声を作る手順を順番どおりに解説します。

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視聴者が配信を閉じる理由の上位は、いつも「音」です。画質は多少荒くても我慢できますが、声が小さい・割れる・BGMがうるさい配信は数秒で閉じられます。

逆に言えば、OBSの音声設定を整えるだけで離脱を大きく減らせるということ。この記事では、上から順にやるだけで完成する手順をまとめました。

STEP 0:全体のサンプリングレートを合わせる

まず 設定 → 音声 → 全般 でサンプリングレートを 48kHz に統一します。マイク・BGM・OBSでバラバラだと、じわじわ音ズレの原因になります。ここは最初に一度だけ。

STEP 1:マイクのフィルタを「順番どおり」に入れる

音声ミキサーのマイク右側 → 歯車 → フィルタ から追加します。順番が超重要です。上から下へ処理されるので、この並びを守ってください。

  1. ノイズ抑制(Noise Suppression) — 環境音を下げる。まずは RNNoise を選ぶ。
  2. ノイズゲート(Noise Gate) — 喋っていないときの音を完全に切る。閉じ -35dB / 開き -30dB あたりから調整。
  3. コンプレッサ(Compressor) — 声の大小をならす。比率 4:1、しきい値 -18dB くらいが目安。
  4. ゲイン(Gain) — 最後に全体の音量を持ち上げる。

なぜ順番が大事か:先にゲインで持ち上げるとノイズごと増幅されてしまいます。**「削ってから、最後に上げる」**が鉄則です。

STEP 2:音量の基準を数字で合わせる

耳だけで合わせると日によってブレます。ミキサーのメーターを見て、**通常の声で緑〜黄色(-20〜-9dB)**に収まるようにします。赤(0dB)に張り付くのが「音割れ」の正体です。

  • 赤が点く → コンプレッサのしきい値を下げるか、ゲインを下げる。
  • 黄色まで届かない → ゲインを少し上げる。

STEP 3:BGMを「聞こえるか聞こえないか」まで下げる

初心者がやりがちな失敗が、BGMが大きすぎて声を食うこと。BGMは自分が思う半分でちょうどいいです。数字ではBGMトラックを -25〜-30dB あたりまで下げると、声がしっかり前に出ます。

配信ソフト側の「モニター」で、視聴者に届く実際のバランスを必ず一度確認してください。

音ズレを直す

映像より音が遅れる/早い場合は、犯人はだいたい次のどれかです。

  • マイクの同期オフセット:ミキサー → 歯車 → オーディオの詳細プロパティ で「同期オフセット」をミリ秒単位で調整(数十〜数百ms)。
  • モニタリングの二重再生音声モニタリング が「モニターと出力」になっていて、スピーカーからも二重に鳴っていないか確認。ヘッドホン運用なら「モニターのみ」。
  • キャプチャデバイスの遅延:ゲーム機やカメラのキャプチャは遅れやすい。映像側に「レンダリング遅延」を足して音に合わせる。

配信前の30秒チェックリスト

  • マイクメーターが緑〜黄色で振れている
  • 無音のときにメーターが動かない(ゲートが効いている)
  • BGMを流しても声が埋もれない
  • 録画を10秒撮って聞き返した

この30秒を毎回やるだけで、「音が良い配信者」の仲間入りです。

まとめ

  • サンプリングレートは 48kHz に統一。
  • フィルタは 抑制 → ゲート → コンプ → ゲイン の順。
  • 音量は耳ではなく メーターの数字 で合わせる。
  • BGMは 思っている半分 に下げる。

機材そのものの選び方は配信用マイクの選び方にまとめています。設定を詰めたら、あとは続けるだけ。続けるコツは数字に振り回されないメンタル術へ。

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